あの震災で福島原発危険区域に取り残されたペットたち。
飼い主はペットたちを助けに戻ることも許されず、飢えと乾きで死んでいく愛する家族を助けることができなかったことで、心に大きな傷を負わされてしまった。
一生消えない大きな大きな心の傷なのだ!
彼らペットは大切な家族であり、切り捨てても良い命では決してない。
100%の信頼を寄せてくれていた家族の愛を、一体誰が裏切らせたのか。
福島原発は人災である。
東電のTOPと、立ち入り制限区域に指定する際に、ペットを連れ出すことを許さなかった判断ミスに、激しい怒りを感じる。
この作品は、助けることのできなかった大切な家族を思う、夢の中の物語です。
優しい絵が、この作品の要となっているのは言うまでもありません。