本当は単行本が欲しいのですが、場所を取るので同時発売の文庫本サイズで注文・購入。一気に読みました。面白い！！！ ブログ「ブンナのその後」でもアップしましたが、島根のサウサノウ神社や京都の清明神社も数年前には行きましたし、今年は清明と芦屋道満が兵庫県佐用郡で最後の対決をしたとの記事もみて、道満に関心が高まっていたので、もう面白くて、面白くてです。そして、日本の歴史と絡めて宗教の成り立ち日本への伝わりの経路、自分でも感心を持って調べた事があるので、「なるほど、そう視るか！」との感激も加わり、自作が待たれます。

源氏物語ですよ。その主人公光源氏も、夢枕獏の手にかかればまるで「陰陽師」！！ 夢枕獏の陰陽師が好きな人なら、即、買いです。 しかも、文庫版と言うのはうれしいです。

夢枕ファンには耳タコですが、相変わらず、ご本人があとがきで「傑作を書いてしまったよ」とおっしゃっています。（たまに？本当だから困る） 感想は、、、面白かった。 この物語は、源氏物語とは違う話です。作者も本家の話を「読んでない」と言っているように、本物とは完全に別な話です。でも、面白いから良いのです。 ツッコミは、陰陽師キャラの蘆屋道満など出して、「光の君」を「清明」と読み替えても、物語が成り立ったのでは？と思わせるところかな。

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夢枕獏さんの陰陽師好きなら一読の価値ありです。 清明さんは出てきませんが、道満さんが出てきます。 もちろん源氏物語好きのひとにも楽しめるお話しだと思います。

夢枕さんといえば陰陽師の晴明が有名だが、この作品は道満の活躍が書かれている。源氏物語をゆっくり読んだことがないのでわからないが、この小説は面白く最後まで読むことができました。これからも陰陽師が絡む小説を書いてください。

源氏物語の陰陽師版ってところでしょうか☆☆☆

好きな作家さんの新刊なので、購入しました。

なんとなく面白そうだったので☆☆☆☆☆☆☆☆

たしかに清明でやってもいいのでは～みたいな感じですが、源氏物語を別の視点から膨らませていてとても面白く読めます

期待通りの面白さでした。光源氏が素敵でした。女の恨みは恐ろしい。

夢枕獏さんの作品なので、おもしろく一気に読んでしまいました

夢枕獏の書く、光源氏…陰陽師とは、また違った作風で、これはこれでいいかも

獏さんの作品は基本的に購入するので、今回も。 ただ、陰陽師シリーズとどうちがうの？と言う感じでした。 微妙なお勧め度です。

平安時代の情景としては、楽しめる場面が多かったです。 他の章のアレンジも読んでみたいです。

文庫本になるのを待っていました。ポイント倍の時にまとめ買いします。 詳細な書評は読んでから書き換えます。

光の美しさがイマイチ出ていない。小ざかしい訳知り顔は、この年齢の光には似合わない。光でなくても良いのでは？

あとがきが笑えました。一気に獏さんに親近感！「実は私も！！」って人、多いと思いました。本編も、面白くて一気に読みました。

エンターテインメントとして楽しめる作品と思います。でも光源氏じゃなくて阿部晴明でもよかったような。

ちょっと期待していた程、面白くなかったかも･･･