故西崎氏の遺志との建前ですが、実情はそのワガママや制約からようやく解放された製作スタッフ陣が存分に腕を奮い駄作を秀作まで仕上げ直した感です。
新パートが30分以上も追加されているのに、逆に総時間は劇場公開版より短くなっています。
素人目にも違和感あった演出は全廃され、作品として大変見易くなりました。
冒頭にあった「原案:石原慎太郎」巨大クレジットが削除されたのも好ましい事です。
効果音と音楽(クラシックは一掃)もヤマトオリジナルに差替えられています。
結末が変更されていますが、話の流れ的には劇場公開版よりもこちらでしょう。
過去作品に登場した艦艇やレアな艦も一瞬ですが登場!メカ設定遊びマニア心をくすぐられます。
劇場公開版があまりに駄作だったのでDVD版を購入しましたが、BDでも良かったかなと思いました。
キャラデザインが容認出来れば、ヤマトファンなら『買い』でしょう。
(マイナス☆1ヶはご都合主義の物語原案があまりにも酷い為)