日本の川や湖沼に生息する淡水魚２５８種を収録しています。 ポケットサイズで最も掲載種が多い図鑑なのではないでしょうか。 大判の淡水魚図鑑にも決して引けを取らないと思います。 写真は、成魚を中心に掲載されており、ヒブナやヒドジョウといった 体色変異個体の写真も僅かですが掲載されています。 ２０１０年に新種記載されたヨドゼゼラについては、ゼゼラの項に 名前だけ紹介されています（写真は無し）。 本書にはレッドリストカテゴリーが掲載されているのですが、 本書を読んで絶滅危惧種の多さに驚きました。そういった点からでも 一読の価値がある一冊だと思います。

一般人が使うにはこれ１冊あればいいと思います。魚の図鑑で何を知りたいかと言えば一般的には魚種名のはずです。この図鑑には体型による簡易検索ページがありますので、獲った・釣った・撮った魚の体型から何科なのかを軽易に判断し、それぞれの科の写真の中から獲った・釣った・撮った魚を探せます。コンパクトで持ち運びも便利、小学生から大人まで魚種名を検索しやすい素晴らしい図鑑だと思います。１魚種あたりの情報は少ないかもしれませんが、魚種名が判って、その魚に更に興味が有れば専門書を読んだりネットで調べればいいわけです。

コンパクトですが結構楽しめました。学○の図鑑よりも良いかも？(笑)

コンパクトで分厚い分、写真を載せながら具体的な説明をしているので、大人向きの図鑑だと思います。

図鑑購入は子供のころ以来ですが、大人になった今でも見るだけで勉強になります。 これを片手に、休日のフィールドに出るのが楽しみです。 淡水魚、とタイトルにありますがチラチラと海水魚も掲載されてます。

写真や構成が見やすくて、解説も結構詳しく載ってます。 用語解説、地方名、漢字名が勉強になりました。 学名はそれぞれに付いているけれど、英名も載っていたらもっと良かった！

レビューを書くまでもなく、ただの良い図鑑です。

ポケットサイズと言う事もあって魚一匹一匹の内容は少ない気もしますがこの本を持って釣りやガサガサで調べる分には十分の内容です。 沢山の魚種が収録されていてタナゴ、ドジョウの事だけでも各１８種１８ページありました。良い本だと思います。