3人のアラサー女子と2人の男子のお話。しかもバーのマスターはオネエ様、鎌倉のおじさまはハッピーリタイアメントを実現した紳士。彼らとの交流が3人の女子の今後の生き方に大きな影響を与えるストーリー。都内のとあるバーで他愛もない女子会風の会話が盛り上がる中、バーのマスターが語りかけ示唆してくれる将来のお金への不安に備えるための手段。マスターがマネー感覚が甘々の女子たちにガツンと一言、「その考えが甘いのよ!」、読み手もドキッ!でも、マスターが分かりやすく優しく指南してくれるので安心。
将来の年金などお金にまつわる悩みがありながらも、解決策がわからずに一歩を踏み出せていない方、ずっと暗中模索している方、あるいは今まで自分を輝かせようと生きてきて、漠然とした将来への不安に気づきつつもそれを脇に置いていた方、そんな方々にお薦めの一冊です。