数ヶ月前からハーブティーを毎日飲むようになり、
もう少し詳しく知りたいと思いハーブの本を数冊同時購入したうちの一冊です。
購入したなかではこの本が一番自分が求めるものに近かったです。
(基礎的なこと、効能などを事典として素早く調べたいという状況)
●オールカラーでメインハーブの紹介ページは
ドライハーブ、植物、ハーブティーの写真が掲載され
(サブ的な種類は写真点数が少ない、もしくは無し)
基本情報(学名、分類、和名、ティーに使う部分、主要成分)
作用、味と香り、飲み方、注意点、利用例などの情報があります。
●初心者には分かりやすく「歴史」「働き」「選び方」「道具」「入れ方」とあり
慣れた方でも「活用法」のレシピで新しい発見があるかもしれません。
また、ハーブを育てたいという方にも有名なハーブにそれぞれ説明があり
ハーブティーをメインにした本にしては情報が豊富で便利。
●「症状別」からハーブティーを作ることもできる構成で
使用するハーブが「基本のハーブ」「ブレンドするハーブ」と分かりやすくレイアウトされています。
●そういうわけで満足度としては80%です。
より一層手にしやすい本にしてほしいと思い
残りの不満足の20%/改善してほしい点(使いにくい点)を書くと…
●事典部分(ハーブティーカタログ)は
「定番ハーブ」「あると便利なハーブ」「知っておきたいハーブ」
「日本のハーブ」「サプリメント向きのハーブ」として分類せず
一つにまとめたうえで、五十音に並べて欲しかったです。
(各種の分類は各ハーブのページでアイコンとして掲載など)
●事典としては無機質なページ作りが調べる者には見やすいので
現状のメジャーハーブはタイトル部分を目立たせる
といったレイアウトはしない方がいいです。
(こちらもその重要さはアイコン表記で)
●「症状目的別ハーブの働き一覧表」は項目が多いので
現状ではハーブの種類が左端のみの表記ですが、
右ベージも記載した方が目で追いやすいです。
●全てのハーブが1ページ1種類の説明で、
カップに注がれた写真が掲載されていますが
ソーサーは無駄な空間なのでカップ部分だけにし(カップは分割1/4でも)
空いたスペースにハーブの情報が増えればより読み応えがあっていいです。
★私が今知るうえではこの本が一番で、興味がある人が身近にいればこの本を渡します。
1400円というのも納得できるボリュームです。