山登りに突き動かした本のパート2
「山ガール」が流行りましたが、その先駆けと言うか火付け役となったのは、この本のパート1だったと思っています。パート1は、それはもう、繰り返し繰り返し読んで、尾瀬や高尾山への憧れを膨らませたものでした。パート2は、1の衝撃的な喜びに比べややトーンダウンしますが、それでも屋久島の楽しみかたや、山のぼりならではのおしゃれなどが満載です。パート1が初心者向けで、パート2は、ややレベルアップしたコースが中心のようにも感じられますが、読み物としては、初心者も上級者も無く楽しめます。でもできれば、パート3あたりで、パート1のように、女子の友達とわいわい登れて景色もよくてのコースを、たっぷり紹介してほしいなあと希望します。私としては、ガイドブックよりも脳内イメージが活性化されて、とても好きな本です。