『東京少年物語』という単行本の中に「がんばってや」というお話があります。
主人公は津軽出身で、ヒロインの女の子は関西人(だったはず)が東京で出会う的なお話です。このお話好きです。
「ましろのおと」はそんな?八戸出身の羅川真里茂さんが白泉社から講談社に移動した作品です。連載先は月刊マガジンです!Beckが連載していたときは読んでたなーってかんじですけど、最近はご無沙汰です。
月刊マガジンのいいところは連載ページ数が多いところ。週刊は翌週続きが読めるけど、月刊は来月まで読めないのであんまりひっぱれないわけなのです、次回まで持ち越しはできてもそれの落とし所は次月には必要です。だから描き込みはページを割いてしっかりかけるけど、お話のテンポ自体はそこそこ早く進むというところに月刊誌連載の特徴が出てくるようです。
だから最初に主人公の「澤村 雪」を拾う「立樹 ユナ」は1巻途中でとっとと退場してしまいます。アラアラ言っている間に高校三味線マンガになりそうな雰囲気まで行って1巻が終了となりました。ここらへんまで持って行ってしまうところがなんからしいなー。
面白いです。12月に2巻が出るので、2巻まで出たら購入されることをお勧めしますw