「22を超えてゆけ」「6と7の架け橋」「宇宙の羅針盤(上)」の続くVol.4にあたる本です。
「22を超えてゆけ」シリーズは、著者の辻さんが恐らく経験したであろう体験談を寓話にのせて、主人公のマヤが夢の中で得た数式と暗号を宇宙の図書館(アカシックレコード)に赴き解いていく冒険ストーリーです。
宇宙の共通言語である数字と図形を通して、様々な難問を解きながら、彼女は少しずつ宇宙の真理を理解し成長していきます。
この話には沢山の暗号が散りばめられていて、自分のいる意識レベルで理解できる知識のレベルも量も変わるようです。
一度通して読んだだけではその深さには到底追いつかず、それでも徐々に必要な情報は意識に落とし込まれている気がします。
宇宙の羅針盤(上)では太陽の図形の謎を追って、彼女は時空間の移動方法や意識の進化に必要な真理を未来の自分にあたる老賢者のGや教育係のアヌビスに導かれて学んでいきますが、下巻では、ツインフレームと出会い、「全てを満たす一つの物語」を探求します。
11=個人意識、22=集合意識、33=宇宙意識へ赴きます。「個であり、全体である」「全体であり個である」という宇宙意識へ到達するまでに、聖なる双子や自分との関係を見つめて、数字、図形、色、音、香り、これらの言葉を整合化させて、創造の言語をハートの中心から放ち創造に参加することの意味を学びます。
アセンションの夜明け前には、ツインフレームと出会い魂の仕事に従事する人もいるようです。
それぞれが自分の魂の道を全うできるように、意識のスイッチを入れてくれるような、暗号でいっぱいの不思議で興味深い本です。
数字、素数、神聖幾何学などに惹かれると言う人はぜひ一読頂ければと思います。
ドランヴァロ・メルキゼデク著の「フラワー・オブ・ライフ」やボブ・フリーゼル著の「この本に真実は何もない、しかしそれがまさに現実なのである」という本を読んだ時の情報に別な角度からアプローチしたような気がします。
ちなみに、辻さんは宇宙の羅針盤で収まりきらなかった情報を「数字のメソッド」という本で補足しています。
興味のある方はこちらも併せて読まれると面白いと思います。