口述筆記なれど、登場人物が実名なので、リアルであり、興味深い。特に、創価学会の池田名誉会長に関する記述は一刀両断、爽快である。もし記述通りであれば非情な人だと思う。曲がりなりにも組織のトップ、幹部まで務めた人なので言っていることはかなり筋が通っている。米国での肝臓移植手術に関しては入国許可にあたり、山口組のMoney Laundryに関する司法取引・裏取引が米国司法当局とあったと聞いているが、機密保持契約のため一切触れていない。関係する書籍、雑誌で関連情報、知識を習得することをお勧めする。竹中元組長に関しては懇意にしていたこともあり好意的にかなり触れているが、渡辺芳則前組長に関する記述やコメントが殆どないのが不満である。(まだ存命中なので致し方ない面もあるが)以上