わたしはレビューを読むときに大まかなストーリーと、とくにラストが知りたい人なので、書きますね。絵本のラストは大事です。三匹の子豚のオオカミは最後食べられて欲しい人なので・・ラストが気になります。
年中の子どもが3枚のお札の次に選んだ本です。
絵がポップで、良いと思います。
全体的に、はなたれこぞうさまが小さく描かれすぎなので、アップの構図があると良かったなと思います。
浦島太郎と似ている話で、水神さまの話です。
子どもいわく「絵と全然違う!!楽しい話かと思ったら、怖い話じゃん」と驚いていました。
はなたれこぞうさまの力によって、主人公は金持ちになるのですが、そのうちはなたれこぞうさまの汚さがうざくなってきて、家に帰れと言い、はなたれこぞうさまが家に帰ったあとは、また貧乏になるという話です。
子ども的に、まさかの展開で。すっきりしないようです(笑)
浦島太郎よりは割り切れるようです(笑)
昔話の存在意義として、このすっきりしない余韻がとてもいいと思います。
久しぶりに良い本に出会えて感謝しています。