益田さんの作品は「結婚しなくていいですか?」や「すーちゃん」を読み好きになりました。
今回の作品は上記の作品とは若干テイストの異なる作品でした。
読み始めた時、早川さんの隠喩的発言がちょっとナルシストに思えて嫌な感じがしました。田舎暮らしで得た知識や経験を自慢をしているように見え都会暮らしの二人を諭している感じが馴染めませんでした。
早川さんは田舎暮らしをしてきっと何かに目覚めてしまったのでしょうがそれをいちいち人に言うこと?と思いました。
田舎で暮らそうが都会で暮らそうが結局はその人の生き方の問題だと思います。
とはいえ、疲れた時や文字を追うのも面倒な時、シンプルなキャラクターが織り成す世界にちょっとだけ浸るのもいいかもしれません。
でも私的にはすーちゃんの世界観が好きです。