子供のために1,2巻を購入していました。
ずいぶん経ってから続きがでたものだなー、と、懐かしくなって3,4巻を注文しました。
主人公のエリンと王獣リランの成長が描かれていた1,2巻に比べ、3,4は大人になったエリンと家族との王獣への関わり、そして国際問題や政治といった、いわゆる「大人の事情」に巻き込まれてしまう中で、家族と王獣たちを必死に守ろうとするエリンの姿が描かれています。
難解ながらも1,2を楽しんでいた子供にも読ませようかとも考えましたが、内容が政治色がさらに濃くなっていること、大人になったエリンの生活・・・もあり、薦めるのはもうすこし先にしようと思います。
大人のファンタジーとして読むのはオススメです。
上橋さんの文章は、土や木の香りが感じられる気がします。