千原ジュニアさんの中学時代のお話。考え方が普通の子とは違うということで葛藤しながらも、このままではいけないと前進しようとする姿が描かれています。
私自身、子どもらしくない子どもだったので、所々似ているところがありました。
教師に反発することは単にかっこよさを求めてではなく、理不尽さを訴えたかったから。複雑そうに見える少年の心ですが、元をたどれば人間らしい生き方を求めているだけなのです。不条理を間違っていると言える、光の指す方へ導いてくれる人のいる環境がどれほど思春期の子どもに大切なのか、我々はもっと考えていく必要があると思います。