選挙前に読んでおいて本当に良かったと実感。
郵政民営化など金融部門のアメリカ化や、靖国問題をはじめとする歴史認識問題について、いろいろな本でも語られているのでなんとなく分かっている人も多いかと思いますが、こちらは談話方式で書かれており、読みやすいです。またそれぞれの政治家についても「売国」の観点から事実や意見がまとめられているので、分かりやすいです。
もちろんそれぞれに筆者の感情が含まれているので、それに対して賛否両論あるかとは思うけれど、ひとつの意見としてまた過去の政策を顧みる意味で、読む価値のある本だと思います。
ここにあげられている政治家は、この本だけ読むと「なんでこんな人が日本のトップになれるの?」と疑問に思えてきますが、まああくまで「売国」という観点から見た側面だととらえておく必要があると思います。というかそう思わないと日本に失望しちゃいそうだから・・・。