短編５作のうち「ダゴン星域会戦記」は、銀英伝ファンなら何度も耳（眼）にした伝説の紹介。以後の４作は主に若き日のラインハルトとキルヒアイスの『銀英伝』以前の物語で、二人が強い結びつきがＢＬさながらに描かれています。 ○ダゴン星域会戦記 銀河帝国と自由惑星同盟とがはじめて戦火を交えた”ダゴン星域の会戦”。同盟側の伝説の名総司令官リン・パオと総参謀長ユースフ・トパロウルを中心に描かれます。本伝のヤン・ウェンリーさながら情報を集めて敵の裏を読む心理戦の様相です。とかく物量に劣る同盟側は伝統的にこう言う戦術にならざるを得ないのですね。この会戦では深読みしすぎて失敗してしまうのですが、帝国側のグズグズの戦略で結果オーライと言うのも本伝を髣髴させてよろしいですな。 ○白銀の谷 藤崎竜が描くかなり評判が悪い「 銀河英雄伝説 Die Neue These 」はこのシーンから始まっていますね。幼年学校を卒業したばかりのラインハルトとキルヒアイスともに15歳。野望は遠大ですがまだまだひよっこです。其の初陣は寒冷の惑星カプチェランカでの機動装甲車による敵状偵察でした。敵の同盟だけでなく帝国の貴族達からも背後から撃たれるラインハルトの象徴的な戦いです。 ○黄金の翼 第五次イゼルローン攻防戦。ヲイヲイ16歳のラインハルトは去年まで斥候などをさせられてたのに、１年で大出世して既に少佐になって駆逐艦の艦長を務めてるぜ。帝国軍どんだけ人材不足なんだ。一方、同盟側は９歳年上のヤンがやはり少佐としてこの会戦に参加しています。両雄の初対決として象徴的です。 ○朝の夢、夜の歌 ラインハルト17歳にして早くも大佐。誰が感は得ても皇帝の寵姫・アンネローゼの実弟故の縁故出世と思いますよね。そんな雑音の中、憲兵隊として母校である幼年学校での殺人事件を解決します。この話は明らかに無理がありますし違和感満点。むしろワトソン役のキルヒアイスのいい人ぶりの紹介物語です。 ○汚名 ラインハルトは19歳で伯位を受ける頃です。キルヒアイス中佐は三日ほど歓楽衛星で休暇をとることになりますが、組織的な麻薬密売の事件に巻き込まれて図らずも刑事役を引き受けます・「ロンドンの傘」ですね。本伝中ではひたすら秘めていたアンネローゼへの想いとのいい子っぷりが描かれていてファンにはたまらない掌編となっています。

正史10巻から始まり、外伝全5巻で終わる壮大な物語、銀河英雄伝説。これでほんとに最終巻。正史の頃から何度も話題に上るあの「ダゴン戦役」の詳細がやっとわかります。他にも、ラインハルト最初の赴任地での事件など。 正史では、ラインハルトは神！っていう感じで取っつきがたいのですが、外伝では、不遇の時代の話やキルヒアイスとのエピソードも読め、すごく親近感が持てました。 作者のロングインタビューも面白いです。

田中芳樹さんの作品が好きで、各種集めております。 旦那さんにもお勧めしたら、ハマってくれましたよー。 男子が好きな要素がたくさん入っていますよね。 人物や背景の描写が細かくてとっても面白いです。 後は容赦なく人が死にます。いい人も悪い人も。主役も。 それがリアルでいいですね。

主人の注文で購入しました、この作者も作品も好きなようでさっそく読んでします。

主人に頼まれて買いました。 集めている本で、知らないうちに新しいのが出ていたようで、手に入りよろこんでいました。

銀英伝シリーズでまだ読んでなかった最後の一冊です。 少しずつ読んでますが、やはり楽しいですね。

いつの間にか最新刊がでてたんですね。久しぶりに銀英伝に浸りました

外伝５巻が出ていたなんて知らなかった！ 気付いて、その場で購入しました。 銀英伝のキャラクターに久しぶりに会えて、嬉しかったです。

表題にもなっている「黄金の翼」に小説版があることを最近知り購入しました。 残りは銀河英雄伝説読本で既読でしたが、未読だった作品を読めただけで十分満足です。

だいぶ前に新書版で一式揃えていましたが、この巻はそれ以降に出たようで、今回初めて購入しました。文庫サイズは持ち運びに便利で読みやすいので、文庫版で揃え直したくなりました。

本編を読破した為、外伝を購入しました。楽しみです。

本編ですっかり銀英伝にはまった友達にリクエストされました。 私も本棚に余裕があれば、買いたいくらいです。 きっと喜んでくれるでしょう♪

銀河英雄伝説は永遠のベストセラーです。その外伝５

銀英伝ファンです。これ、知りませんでした。久しぶりに浸りました。

ふと見たら、続きが出ていることを知ったので。

徳間デュアル文庫版は装丁が気に入らず外伝を購入していなかったのですが、創元SF文庫版が出てくることに気がついて購入しました。読むのが楽しみです。

頼まれたので。このシリーズは面白いようです。

銀河英雄伝説はすべて持っていたつもりでしたが、これは持っていなかったので購入しました。

引越しの際、全て処分してしまったのですがまた銀河英雄伝説を読みたくなったのでまとめて購入。 シリーズ累計３０００万冊以上売れてるだけあって何度呼んでも面白いです。

学生時代に読んでいたシリーズです。外伝でこれは持っていなかったので購入しました。

創元SF文庫から発行されている銀河英雄伝説もいよいよ最後。これまで各種特集本等に掲載されてきた短編を全て収録しており、〆にふさわしい内容となっています。

夫の大好きな作家さんの本です。久しぶりに読んだと言って、数時間で読み上げてしまいました。