著者の急逝によって、どんな結末が用意されていたのか知るすべがないのが残念です。 黒川博行氏が解説を書いていますが、この解説文がまたおもしろい。 作品の解説だけでなく、「いおりん」の思い出が語られていて、著者を偲ぶ黒川氏の思いが伝わるようです。

言うまでもなく遺作となった伊織さんの『遊戯』。一気に読み進めました！ 未完のまま謎は沢山残り・・・。どうなるの？と疑問が残るので、★★★★★ですが、謎が残るので★★★★にしました。

未完の作品。 掲載途中で亡くなるという辛い結果になった本。 「未完」のまま世に出してくれたことに感謝するとともに、この「解けない謎」に挑戦したくなりました。 個人的には星５個なのですが、やっぱり謎が解けないので星４つにします。

未完なのがとても残念。盛り上がって来て、ここからが本当に面白くなるのに。と思ったところで終わってしまいました。 病気と闘いながら執筆されたと思いますが、登場人物の魅力、ストーリー展開の面白さにはいつも以上に感心させられました。 未完ですが、たくさんの方に読んでもらいたい作品だと思います。 ご冥福を心よりお祈り申し上げます。

『テロリストのパラソル』などよりはソフト路線のような気がしました。 しかし、いかんせん、結末の本当のところがわかりません。短編集ですが話はすべて続いており、視点が違うだけという感じです。 未完であること、絶命してしまったことが、つくづく残念でなりません。

謎に満ちた自転車に乗った中年男、本間の父の謎……。これから面白くなってきた所で藤原さん逝去。この先の展開が想像もできません。ホント残念です。

随分と純文学風だな、と思いました。 藤原伊織さんが書きたかった世界感だろうと思い、 ダックスフンドのワープに似たイメージを持ちました。

藤原伊織さんのファンです。亡くなられたのが残念でなりません。話が動き出す前に終了してしまいますが、出してくれてありがたいです。

藤原伊織は、“さゆり”と“本間”のその後をどう描こうと考えていたのだろうか、結末をどうしようと考えていたのだろうか。本当に残念でならない。藤原伊織ファンとして、ご冥福をお祈りいたします。

数々の名作を残された藤原伊織氏の遺作。 未完で終わっているが作者はどんな結末を用意していたのだろう？ もう読めないと思うと残念でならない。 ご冥福をお祈りします。

藤原さんの遺作です。未完と知っていましたが読んでみたくなりました。