対立するローマとパルティアの前哨戦として行われた徒手格闘兵団VSパルティア不死隊による余興試合が決着。徒手格闘兵団はパルティア派の潜入工作員一斉検挙に乗り出すが、そこに立ちはだかる不死隊隊長。
そして皇帝ネロと溝を深める皇太后アグリッピーナが権力闘争の「奥の手」として帝弟ブリタニクスの擁立を宣言する。
今巻はルスカ9割セスタス1割といった感じ。第一部完ということですがセスタスは拳奴だけにルスカのような社会的な側面や対人関係などを描く機会が乏しいのか、地味な特訓と試合と葛藤シーンが多かったので第二部では成長したセスタスの姿に期待。強力なライバルになるはずのゾラも活躍するのは第二部以降かな?
今巻ラストに収録された「第二部予告」は過去に登場した主要キャラが一堂に会するような場面があるのでかなり期待!エムデン・アドニスに対してセスタスがどう対応するのか…?
しかし連載再開は2009年冬。次の巻はかなり先になりそうorz