漠然と抱いていたもやもやが端的に文章化されていて、肯いたり笑ったり。時には知り合いの顔が浮かんだり…。自分は気をつけているつもりでも、他人からこう見えていることはないのかと日々の生活態度や考え方を振り返ってみたりと、ある意味でコワい内容でした。

最近の世の中何かおかしくないか？と思っていたら、なるほど筆者の言うとおり「自分」が溢れかえってるということか。 この類の人間とそれを後押しする社会に対する冷静な分析と硬軟取り混ぜての語り口には説得力あり。 「自分バカ」の方々は恐らく本書を手に取ることすらないだろうが、世の中には自分と同じ考えの人がいるんだ、と少し安心したい常識人にお薦め。

この作者の本は痛快！もっともっと書いてほしいが、「自分バカ」本人たちは読まないでしょうから変わらないでしょうね。

タイトルに惹かれて購入しました。 活字離れの生活をしていた私でも 楽しく読めたので、是非お勧めしたいですね。

読んで、ふふっとなる所が多いです。 ぜひ、頭の固い人は読んでください。