本来こう言うのは最初にCDを聴くのが筋なんでしょうけど(私的には)、今回はDVDを先に見ました。
DVDに収録されているのは「地獄の門」のPVで、ジャケットと同じ服装の宝野アリカ様が中国杭州の横店影視城、通称映画村にある紫禁城のレプリカで歌っておられる映像です。今回のアリカ様のお姿は勇侠会HPの記事によると西太后のイメージだそうで、8月のアニメロサマーライブや、9月から10月にかけての「TOUR 2009 POISON~毒を食らわば皿まで~」でも披露するのかなと思いますけど、あれだと着替えに相当手間暇掛かるだろうからライブには難しいかな? でもそういう不可能を可能にしてこそアリプロですよね。
それから映像中ではアリカ様が剣を持つシーンが登場します。アリカ様、好きですからねぇ剣の類が。もしあの西太后でライブに登場するなら剣も出してくるでしょう。あと巨大な扇を広げるシーンもインパクトが強かったから、そちらも出すかも知れません。
で、その後はCDを聴きますが、「地獄の門」はアニメ「ファントム」のエンディングで流れた時とは前奏が少し長いくらいで曲のイメージはあまり変わりません。ハイテンポでダークな、ファン的に言うと黒アリの曲で、そう言う意味ではアリプロらしさを全く外れませんが、前のシングル「裸々イヴ新世紀」が良くも悪くも変化球でしたから、いささか物足りなく感じるのは私だけでしょうか?
カップリング「吾君想う故に吾在り生き霊となりて」は対照的にスローテンポで、上っ面だけ聴いたら白アリと思うかも知れませんが、歌詞を良く聴いてみると込められた執念の類が分かります。
上でも書いた通り、曲はいささか物足りなく感じますが、DVDの映像がなかなか面白かったので、星5つといたします。