もうちょっと運が良かったら、運が悪いって思うけれど、その運っていったい何かよくわからないです。でも占いは気になるし知りたいけど、知るのは恐いって矛盾してもいます。運命そのものが何かよくわからないモノだから、好き勝手にイメージして、運が良く（悪く）なったかもとか勝手な感覚だけしかないです。まさかそれを論理的に形にして表せるなんて思いもしないです。自分だけの「運命」しか考えたこと無いし、その「運命」を卦（式みたいなモノ）に表せて、しかも変える方法まであるなんて、「占い」や「運命」のあいまいさがガラガラ崩れました。世界も、過去も未来も今も、自分も誰かも、全く目にとまらなかった全く考えもしなかったトラさんの「運命」への挑戦だと思いました。トラさんは考古学者だったけれど、その発掘された資料をただ資料としてだけで見てなかったのがすごく衝撃でした。私は目の前の出来事や物事そのものをただ見るのに必死になって（運が良い悪いとか言ってる）だけだと思ったからです。まさか古びたぼろぼろの資料にあらゆる運命を引き出すような何かが書かれてるなんて思いもしないように、現実の今ここしか見えてないです。誰もが素通りしてしまうモノから、運命を読み解くだけでなくさらに発展させ続けてるトラさんに圧倒されっぱなしです。これまで読んできた精神世界やスピリチュアルや成功哲学や占い、宗教、科学すべてを根底からひっくり返すような発想がそこにあって、そのすべてに通じる問い（なぜあらゆるモノは存在するのか・・なぜ生きるのか・・）にたった１人で挑戦し続けてることに、ただもう衝撃・・・です。インタビューする山川さんの突っ込みはどこまでも鋭くて、トラさんその人や研究そのものをマルチに引き出してしまってます。森田さんの最後の解説には、これまで詰め込んできた私の知識も経験も情報も全てが、それどころか私そのものがひっくり返ってしまう衝撃があります。無料占い付きなんてラッキーだぁって思ったのも吹っ飛んでました（笑）運を良くしたいって読み始めて、「運を良くする」どころじゃなくなります（爆）そんなちっぽけな話じゃないです。世界を意のままに動かしてしまうほどの強烈さに、本を読み終えてボーゼンとしたまま、この値段で売ってしまっていいのかと思いました。同時期に出た「生まれ変わりの村」「あの世はどこにあるのか」を読み返してます。

運を良くするにも従来の考え方では通用しない新世界に入っているように思います。新しい、物理や科学のきっかけになると思われます

とらさんの話しが中心なのですが 一気に読めて面白かったです。 いつもわき役立ったとらさんのすごさが 改めて分かる一冊です。 やっぱり只者ではなかったです～～～ ろっこうせんじゅつをやっている方には 分かりやすい説明があるので挫折している人にはヒントになるかもです～（＾－＾）