体調不良、入院など色々話題の多い吉田拓郎のベスト盤といって良いアルバム。初回限定版を購入しました。詳しくは知りませんが、通常版はDVDが無いのかもしれません。
このアルバムを買う意義は何かと言うと、エレック時代のEP盤からの収録があること。イメージの詩、マーク2、青春の詩など。私もEP盤を所有していましたが、保管が悪く、ダメにしてしまいました。今から中古を入手するのも・・・と思っていましたので、非常に嬉しいです。音質もノイズの無いサンプリング版なので、ますます有難いです。他にも、旅の宿のEP版なども収録されており、こちらもノイズの無いサンプリング版です。
DVDの方も、あれこれのつぎはぎではありますが、多分DVD未収録か収録記録の無いマーク2もあり、中々良いです。DVDだけで19曲も収録されています。
音質については、古い録音から新し目の録音までなので、それ程ではありません。ただ、EP盤でしかないアレンジの曲などは、今までそうCD化されていませんので、それはそれで嬉しいものです。一枚目17曲、二枚目16曲を続けて聞いていると、確かにヒストリーと言える拓郎の推移が聞けます。
拓郎の場合、ほとんどのLPがCD化されています。確か人生を語らずのみCDは無かったと思います。なので、CDでかなり聞くことは可能ですが、膨大な数のCDを入手するのも大変ですので、このアルバムはそれだけでも有難いです。
お勧めです。