8年前にジョン・J・レイティ氏の「脳のはたらきのすべてがわかる本」を買って読み、脳神経科学について興味を持っていたので、今回再び氏の本を手に入れました。
脳についてはまだまだ未知の領域が無限にあると思っているので、難しい内容ではありますが、最後までめげずに読み通し理解できるようになりたい考えました。
第1章から第10章までありますが、私は第9章の「加齢 賢く老いる」の章から読み始めています。
その中に”年を重ねてもずっと社交的で活動的な人は、脳の劣化のスピードを遅らせることができる。退職後の人の脳内血流レベルを調べたところ、運動を続けている人は退職して四年経ってもほとんど変わらなかったのに対し、運動をあまりしない人は著しく低下していた。…… ”の文を読んで、その後、納得できる説明が書いてあったので、とても参考になりました。
確かに年をとってニューロンが壊れ始めても、脳を強くするための運動や様々な刺激で脳を鍛えていけば、老化を遅らせて健康寿命を延ばせる気がします。
健康で長生きするには、脳を鍛えて脳細胞をどんどん増やしていくことが大切ですが、この本はその増やし方について、様々な事例を元に説明してくれているので、読む価値あります。