話としては『新章突入』という感じでしょうか。
出てきた新キャラたちもいれば、既出の登場人物たちもそれぞれに新しい日常を迎えています。
しかし、その生活に不穏な影が差すのはこれまで通りという感じ。
総じて、新しい展開だらけで飽きが来ません。
姫様派な自分にとっては、待ってましたな展開もあります。
とはいえ、不満点も無いわけではなく……
才人とルイズの恋模様に関しては、もうどうせ最後にはくっつくに決まっているのだから、わざとらしく修羅場を演じなくても、という気がしないでもありません。
「2人は破局しました」という鬼展開でも持ってくるのでなければ、今更身を引くだなんだと騒がれても、またかという感想しかでてきません。
次の巻か次の次の巻くらい、どんなに長くてもこの新章の最後くらいまでにはよりを戻すくせに。
才人とルイズの行方に関しては、もうルイズ一本槍で行くか、ハーレムルートになるかの2択でしょう。
別れ話は説得力が無くて蛇足なので不要と思います。
それはそれとして、才人に新たに成長フラグが立ったかも