正直結構期待はずれだった。
ワークショップに参加しその場に居たのならともかく、これを文章で読ませるというのは疑問。
例えば、この本がせいぜい1000円程度の対談ムック本もののようなライトな仕様だったら納得したかもしれない。
或いは、昔々に出版さされた「夢が目を醒ます」のようなコンセプトが絞り切れているものなら。
これがハードカバーに値するんだろうか?
対談にしろ、その場で解っていらっしゃる著者さんがご自分でで納得して「そうなんだー」と盛り上がっているだけという感が強過ぎ、読者の私は外に取り残され眠かった。
(その眠ささえ、この手の読者の方ならば「それは必然ですっ!」とかおっしゃるかもだが)
バシャールものはこのところ三年連続で出版されているが、年を追うごとに薄くなっちゃったなーとしか思えない。
「バシャール2006」は大層よかったし、スドウさんも変な冗談挟むのは止めて欲しかったがそれなりに対談になっていた。
まだ1回通しで読んだだけなので、もしかしたら今後感想も変わっていくかもしれないが、こんなもんじゃないだろ!という忌々しさが残った本だった。