金融派生商品にて、とてつもない額の損失を出し、既に
国から損失補填をされているのですね。自殺された大臣が
いらっしゃいましたが何か関連があるのでしょうか。
こちらの方がサブプライム、リーマンブラザーズよりも
もっと深刻だと思ったのですが、マスコミにはなかなか出ませんでしたね。この本の終盤に、金持ちはこの機会を利用して更に儲けろ、中流は落ちないように気をつけろ、下流は
自己の能力を生かし、近隣との顔を繋げサバイバルし、穀物等を溜めろ…等とありましたが、自分はお米を溜めこむ位しか…等と思ってしまいました(笑)。いや、笑えませんね。
時代が3丁目の夕日に戻れと言っているのでしょうか…。去年読んだ時点では、いささか大袈裟かと思いましたが、2009年2月の時点で納得の一冊かと思われます。中盤、金の価値が上がる等の予測が外れていますが、現在金の価格は下がっています。これも戦争が最悪始まってしまえば上がりますが…。
悪い方向に考えすぎかとも一部思われますが、何が実際起こったのかを知る事のできる一冊かと思います。