待望の4巻です。私は時代劇も歴史物も得意な方ではないのですが、この作品は大好きです。よしながふみ先生の作品は、たくさんの登場人物や出来事に深みがあって、とても味わい深いです。読んでは泣き、思い出してはいろいろな事に気付かされて泣く・・・。主役から端役まで感情移入できるってスゴイと思います。よしなが先生は、池田理代子先生の名作「ベルサイユのばら」と同じ国、時代背景の作品を過去に2シリーズ描いておられますが、こちらは舞台は日本ですが、やはりその流れを汲むものだと思います。ベルばらと並ぶ名作として、読み継がれる作品になる事を期待しています。