複雑な家庭環境と職場と恋愛などなど解決し得ない面倒ごとを抱え込み、一切の現実逃避を許さない手厳しいフィクション。女性作家の現代小説みたいな印象。

妻いわくとても面白いそうです。第3弾が明日届くので楽しみにしているようです。

１話の試し読みが近所の本屋さんに置いてあったので、読んだらハマってしまいました。 1巻はその場で買っちゃいましたが、楽天ポイントあったので、２巻３巻はこちらで注文。 ほんわかして、クスッと笑える、ちょっと泣けるお話だと思います。 実際、鎌倉に庭付き一戸建てなんて、相続とか大変だと思うんですけどね～。

吉田作品にしては珍しく、毒や苦味が少なく読みやすい作品です。 （作中の毒も、作者の魅力の一つだと思いますが） また、「ラヴァーズキス」について書かれる方も多いようですが、読んでいなくともこの作品を楽しむのに全く問題ないので、未読の方もご安心を。 ですが、確かに読んでいれば更に楽しめる部分もあると思います。 ラヴァーズキス自体も名作ですので、本作が気に入ったならこの機会に是非オススメします。

主人公の一人“すず”ちゃんは決して幸福な生い立ちではないのに前向きに強くあろうとする姿が強く印象に残ります。かっこいいヒーローの様です。周囲の人々も自然な日常で、親子や恋人・友人との確執に思い入れしながら明日も頑張ろうという気分になります。とっても良い作品に出会えて嬉しいです。

１巻が登場人物紹介だとすると２巻はその補完編プラスα的な感じです。 でも鎌倉の空気の匂いは今回もたっぷりしてきました。 ３巻の展開が楽しみな読後感ありです。

いいとか悪いとか、正しいとか間違っているとか、自分でちゃんと考えて判断するところが、吉田秋生の好きなところ。バナナフィッシュ以来、久しぶりに吉田作品を読んだけれど、大切にしていることが変わらないままで、うれしくなる。

海街Diaryは、鎌倉、湘南エリアが舞台なのですが、良く行く方なら、見覚えのある景色が結構出て来ると思います。 家族の普通の暮らしを描いたと言う感じかな。 吉田秋生の、BANANA FISHなどのアクション系も好きですが、こういう日常の心のヒダを描くことこそが、秀逸な漫画家さんだと思います。 この手の吉田秋生作品は、すんごく面白い！というよりは、じんわり沁みる感じで、不思議と元気が出ます。 『ラヴァーズ・キス』と話が繋がってますので、ご一緒に読まれることをオススメします。

姉妹の心の動きを感じられる作品で、漫画というより小説を読んでいるような気分になります。心温まる良い作品だと思います。１巻を読んで、続きが読みたくなりました。

ずいぶん前から気になっていた海街Diary。2巻も出ていたので一気に購入しました。評判通り良い作品です。良すぎでうむむと唸ってしまいます。この雰囲気、さすがです。お勧めです。

吉田秋生さんの人気シリーズ第二巻。 鎌倉で暮らす３人姉妹に 新しく母の違う妹が加わって、普通の生活の中にある笑いや涙、そして 異母姉妹ゆえのいろんな心の葛藤を描いた名作。 登場人物全員の細やかな設定 描写も素晴らしいです。異母姉妹というちょっと複雑な関係。今回すずの心の奥の悲しみの部分も描かれていて、多感な中学生の真っ直ぐな目を通して、異母姉たちの心の闇や変化、不安定な関係ゆえに 労わりあって絆が深まっていく様子。そこらのつまらないドラマ見るよりもずっと面白いと思います。２巻が出たばかりなのに 早く続きが読みたい！

吉田ワールドにどっぷり浸かります。とくにこのシリーズは人間関係が楽しい！

先日読んだ本の中で紹介されてたので、気になって買いました。 帯に「スガシカオさん号泣」とあったのを見て「男の人が泣くような内容？」と思ったんですが、どっちかといえば「大人が泣く」内容でした。 ちょっと複雑な家庭事情のある四姉妹（末っ子は腹違い）の話です。 泣くだけじゃなくて、あちこちに思わず笑っちゃうような台詞もいっぱいあって、楽しく読めました。 まだ連載が終わってない作品みたいなので続きが楽しみです。

久々に新作を読みました。やっぱりいいですね。昔のもので未読のものも買ってしまいました。

最近は昔の吉田先生の漫画読み直してたのですが、新しいものを久しぶりに買ってみて「やはり、この方の漫画はすごいな・・・」と・・・これはもっとたくさんの方に読んでほしいです。本当に感動します。

作品の舞台となっている鎌倉の風景がなかなか綺麗です。

だんだん緒方クンがかわいらしい方向に変わっているような…でもそこがイイんですが…ってアヤシイ（笑） そういえば中学校時代ってこんな感じだったかもなー、なんて、思わず思いにふけってしまいました。 2巻を読み終わったところで、「ラヴァーズ・キス」を読み返したくなって本棚から引っ張り出してしまいました。これから読みます♪

気になっていたマンガです。３人の姉妹プラス１人の異母姉妹のお話です。なんだかドラマを見ているようなマンガです。とっても引き込まれてしまう感じがして楽しませていただきました。また、続きが読みたくなる内容です。

他の方のレビューにもあるように、「バナナフィシュ」を始めとする吉田秋生作品にしては、爽やかな内容でした。家族愛とか人との繋がりだとか、大切にしていかなくてはいけない思いが作品に込められてたと思います。設定とか少し古臭く感じるところもあるけど、それが私世代にとっては懐かしかったです。買って良かったと思いました。

１巻と比べると１巻の方が面白いし、完成度も高い。けれど、他の多くの漫画と比べると、この漫画は比較にならないほど素晴らしい。お奨めです。ちょっと道徳チックだけど、それもまたこの疲れた時代に合っていると思う。

１巻の後、近所の本屋では見つけることが出来なかったのですが購入出来て大変良かったです。お勧めの一冊ですよ！

鎌倉の姉妹のお話ですが、とても良いお話です。 次が、楽しみです。

なんとなく青春時代を懐かしく思い出させてくれるストーリーです。 Ｌｏｖｅｒ’ｓＫｉｓｓをあわせて読めば最高です。

淡々と心に染み込んでくる話で、BANANAFISH以降の吉田秋生作品の中では一番のお気に入りです。

一人ひとりが魅力的なのです。そして、人と人の絆が丁寧に描かれているのです。ホントこういう話は上手いなぁ。「ラヴァーズ・キス」は知らなくても楽しめますが、「ラヴァーズ・キス」を読んでいると色々楽しいこともあるので、これが好きで、読んでいない人には「ラヴァーズ・キス」もお勧めです。次の巻はやっぱり来年の秋かなぁかなり待ちどうしい。

「花底蛇」「二人静」「桜の花の満開の下」「真昼の月」４編からなる「海街diary」の第２巻。 吉田秋生の描く、些細な日常に潜む揺れ動く心象風景の切り取り方・・・深い！飽きさせません！！ 時間軸が同じ延長線上の「ラヴァーズ・キス」の登場人物との微妙なリンクも楽しみの一つ。 いつ、あの彼や彼女が出てくるのか？！ そこがまた、お楽しみ！次はまた来年ですね。 それまで、何度も何度も読み返します。

すずちゃんがたくましくて、好ましいです。鎌倉の街並みが物語の中に溶け込んでいて、また鎌倉を訪れたくなりました。『すずちゃんの鎌倉さんぽ』購入迷ってます。 鎌倉の大仏さんと大船の観音さんの話は、猫十字社の『黒のもんもん組』を思い出してしまいました。似たシチュエーションを読んだような…。 『ラヴァーズ・キス』を読み直してしまいました。

バナナフィッシュ・夜叉などのハードなものも悪くないですが、こういうほのぼの路線のほうが吉田さんの力量が生かされる気がします。とても好きな作品です。

１巻を見て、すぐに続きが読みたくなりました。 家族の抱える問題、一人一人の問題。 そういった物を真正面から捉えている所がすごく好きです。 ２巻のラストは真昼の月という話で、巻の話だけ読んでいると娘３人を置いて家を出て行ってしまった母親ってすごく悪者に見えるけど、その母親は家で息苦しかった、自分の母親の望むような娘になれなかったと零していたシーンが印象的でした。 この漫画の印象に残るシーンって、そういう何気ない所なんですよね。 お話しはまだ続くみたいで、３巻も楽しみです。