今回の第一巻では2000年の第一次調査から2003年の取材分が載っています。
生まれ変わりを記憶する証言者と森田氏との対談で前世を覚えておくための秘訣としてと
ある伝説が語られていたことを知ります。
前世を覚えておく秘訣、それは特別な技術や修行が必要なのではなく、その情報を知って
いるか知らないかだけの違いではないかと森田氏はコメントしています。
死後私たちは今までの人生のパノラマを見せられ、誰かが今までの反省とこれからの来世
の計画をするように促されるのだとなにかしらの本で読んだ事がある人も多いと思います
が、まだ今回の本書には載っていない証言者の人達を含めても誰もそのことを体験した人
がいないのは一体どういうことなのか・・・
あの世での体験やこの世にまた生まれてくる体験に個人差がありながら、今までの生き方
の審判を受けたと言う人が一人くらいいてもよさそうなのですがまったく誰もいません。
さらに圧巻なのは自殺をしても重罪で死刑になった人もあの世では誰からもとがめられな
かっただけではなく、今回の人生にも何も影響が無く暮らしているということです。
その他にも私達が信じて疑ったことの無い葬式とは一体何のためにやっているのか?
女性から男性または男性から女性へ生まれ変わった時、恋愛や性についてどのように感じ
ているのか?
親と子または夫婦関係は生まれる前に約束された関係だったのか?
本書を読み終えた後これまでの常識は大きく覆されるでしょう。