酵素食(ローフード)の本は他にも何冊か読みましたが、そのなかで一番使える(美味しそう)レシピが掲載されていました。
その分、酵素に関する詳しい知識や情報は不足気味で、ザックリとした説明になっています。
なので、酵素について詳しく知りたい場合は、他の本で補う必要がありますが、導入としてはとっつきやすい印象です。
酵素について詳しい本に載っているレシピは、少なかったり、数があっても美味しくなさそうで作ってみたいと思えなかったりしましたが、こちらの本は簡単で美味しそうなものが載っていたので、レシピを充実させたかった私には満足です。
ただ、澱粉質とたんぱく質の組み合わせはダメだとか(カレーライスもパン+チーズもダメになる)、日本に根付いた食にかかわることは、ダメだと書くだけでなく、食べたいときにはじゃあどうするのか、どんな酵素メニューと組み合わせるのがいいのかというあたりまで、掘り下げてほしかったです。昼と夜にわけて食べるなんてのは、答えになってません。
どうして、酵素の情報とレシピと、情報量がガッツリと充実した、これ一冊でOK!という本がないのでしょう?分厚くてとっつきにくくなるから?