高島玲奈の誘いで海軍伝習所を無断で空けた藤之助は、きりしたん摘発に燃える大久保純友から厳しい拷問を受ける。気がついた藤之助はなんと大海原にいた。行先は英吉利はじめ列強が租界を築く清国上海。二本差しの剣豪が初めて踏む異国の地。波涛高き時代を驀進する大人気シリーズ第７弾。

幕末の世界の動きがわかるダイナッミックな展開です。ワクワクしながら読み進めるので、たぶんずっと購入し続けると思います。

幕末動乱期……間近の時代。 江戸から舞台を長崎に移し、活躍する若い主人公。 著者の作品は、そこそこ読んでいるのですが、スピード感のある時代冒険活劇としては、最速かも(笑) 坂本龍馬を彷彿とする主人公の時代に対する柔軟さは、読んでいて気持ちがよいです。 いよいよ、鎖国政策の日本を離れて異国上海の地へ。 現地でも「サムライ」を通しきる主人公は見事。 日本人はかくありたいと思えます。

父に頼まれていつも佐伯泰英作の本を買っています。

なぜが続けて読んでいます。最後まで飲むでしょう。次もまた、続けて購入します。

ハラハラ、ドキドキ感はさほど感じませんがそれなりに面白いです。

ＮＨＫのドラマで「居眠り磐音江戸双紙」を知り、佐伯さんのファンになり、「交代寄合伊那衆異聞」にもはまっています。