同じ気持ちを持っていても友達にはなれない爽子とくるみ。
-「友達」なんて 一度も思ったことない-
風早に告白し、ふられ、一晩泣きはらしたくるみは「…ライバルでしょ!」と爽子に言う。
それがくるみの「人それぞれ立ち位置みたいなものってあるし」という言葉(第3巻)の意味だとすれば、青臭くて、高校生らしいといえばらしいですね。
体育祭の打ち上げ、友達が家に遊びに来る休日、放課後の友達と一緒の買い物…爽子にとって初めてのことが続く中、千鶴の恋の話まで第5巻は展開します。
好きな人がいる、と爽子に話すちづが可愛いです。
龍の父に「うちの娘だったらいいのになあ!」と言われ
「なれるもんならなりてーよ!」と返す時の顔もね(^^)
しかしちづが好きなのは龍ではなく、龍の兄。
私も爽子同様、ちづの恋を素直に応援できません(笑)
彼氏をふって殴られた矢野ちんに「おまえ ろくな男とつきあってねーだろ!」とど真ん中をツッこんでしまうピンも流石だわ(笑)