何と言えば良いのか批評に困るレベルなのですが……正直に言いまして、文章は死ぬほどにド下手です。
まずキャラクターや会話。らき☆すたの素敵な会話のテンポを期待してると、のっけから痛い目にあいます。安直な言葉ですが……会話が本当もう、物凄くつまらない上に、意味不明だったりもよくします。
もっと言うとちゃんと、推敲してるのか疑問に思えるほど、文章用法に粗……というより誤りが見つかりますし。
でもそんな事は些細な事で……キャラがそもそも違いますし(遠い目)
「え? これこなた? ……これかがみなの!?」などと突っ込んだ回数は数知れません。
まあ冒頭でつかさがみゆきの事を「みゆきさん」などと呼んでる時点で、そのダメっぷりが良く分かると思います。
キャラクターが違い、会話が全然面白く無いとなると、あとはせめて地の文とストーリーに期待するしか無いんですが……残念ながら、そちらはさらに悪く(汗)
地の文は擬音に頼りすぎな上に、表現を放棄してるような箇所も散見されました。しかも、作者本人は名文だと信じて疑わないのか、自分酔いの激しい箇所も少し……つーか沢山ありますし……。
ストーリーに至っては作者本人が「なんちゃって推理ミステリー」などと言ってますが、ミステリーと銘打って置きながら全然ミステリーじゃない事こそ、最大のミステリーだと私は思います(最大級の皮肉)
恐らく3分の1を読んだ時点で、オチは皆さん予想がつくと思います。そして、実際その通りでしたし。
※と言いますか……人死にが出てる横でこなたが「これ超レアカードだよ!」とか言ってるのは、本気で引きました。キャラを貶めるのはやめてくれ……。
この時点で評価は最低ですが、この作者のダメっぷりはさらに下を行きます。
作者がシナリオを書いてるらしい、ひまわりのチャペルできみと、って言うエロゲの単語が一杯出てきます。というか、かがみやつかさがそのゲームの話をしたり、プレイしたりしますし(18禁ゲームだろうに……)
もう、醜悪極まりません。
評価はつけざるを得ないので★が一個だけついていますが、はっきり言って0でも生ぬるい。
amazonのレビューでは「同人誌レベル」などと書かれてましたが……同人小説書いてる人間として、言いたいです。
「同人誌なめんなー!!」と(ぉ)
このレビューが、皆さんを地雷本から遠ざける手助けになる事を祈っております。