『愛でなく』からしばらくパームの世界と離れていましたが、『午前の光』が発刊されていたことを知り、またこの世界に戻ってきました。 実家から持ってきたはずのパームシリーズがいつの間にか紛失していたけど 奇跡的に１～２５巻までの古本をセットで格安で購入できました！ （２６巻だけ手元に残っていたのです！） 私にパームを教えてくれた妹はもう最終巻を読むことができませんが、 この長い長い漫画を私が代わりに最後まで見届けようと思います。

漫画ですが、第一回(序回?)が手記32ページという特殊な形で始まってます。びっくりです。 煽り(帯)に「『蜘蛛の紋様』が始まったらPALMは終わる」とありますが、 予告された次章『TASK』が控えているので、終わりに向けての段階に入ったという事ですね・・ 最後まで付き合います。

最初の方は小説で、これはこれで面白かったです。が、カーターの親戚関係が頭の中でこんがらがってしまって、最初のページの家系図がとても役立ちました。 レイフおじさんの最後の言葉は（既刊の中でも出てきましたが）名文句だなぁ～としみじみしました。 また個人的に他人に合わせがちな性格なんですが、このシリーズを読むと自分は自分でいいんだなと思って気楽になります。いろんな意味でおすすめ。

なんだかんだ、カーターは恵まれてると思いました。でなければ、もっとヒネて成長していたと思う。幼少時に誰か一人でも理解者が居るという事が、その後の人生にどれだけ影響するかという事ですね。

大河ドラマ風になるはずだった、ご先祖様の部分が駆け足なのが少し寂しい…果たして予告どおり最長編になるのか？！見守って行きたいと思います。

物語は過去へと向かった。 カーターが生まれてから、両親と義父を一度に亡くす悲劇まで。 パームシリーズラス前エピソード第１巻。

昔から読んでいる作品ですがいつの間にか進んでいました。本屋には置いてないのであって良かったです

長かったパームシリーズもようやく最終章へ・・・しかし複雑な気分です、これで最後かと思うと

物語が収束に向かって動き出しているのを感じます。 長い作品の、あちらこちらにばらまかれたピースが、場所を得て、はまる心地よさを感じるようなでだしです。 一部を小説にしてまで、急ぐその先を、見たい気持ちでいっぱいです。

のっけから小説だったり、いろいろ物議をかもしているパームだけど最後まで見届けますよ。やっぱり稀有の存在ですからねー、パームは。

まず小説でカーター家の歴史とカーターの人生を振り返ってます。これはカーターの妹がジェームスの死後に書いているという設定。途中から漫画になりカーターの人生を振り返ります。 パームシリーズは長いですが、まだ終わってほしくないなぁ。