奈良県の観光案内にうってつけ。でも、ちゃんとミステリーしてる。最後は想定外の結末だった。えっ、とか思いました。

★あらすじ★ 異母兄が奈良で消息を絶った。たったの二度しか会ったことがない兄の彼女に誘われて、私は研吾を捜す旅に出る。早春の橿原神宮、藤原京跡、今井、明日香……。旅が進むにつれ、次々と明らかになる事実。それは真実なのか嘘なのか。旅と物語の行き着く先は──。恩田ワールド全開のミステリーロードノベル。解説・佐野史郎 おもしろかったです、奈良に行きたくなりました(笑)

先日、橿原神宮へ行ったので、奈良の旅という内容に惹かれて読んでみましたが、恩田陸ワールドに旅の風情がプラスさてれていて、とても楽しめました。また、ゆっくり奈良を散策したくなりました。

まさに、恩田陸さんの作品を惜しみなく堪能できるまぎれもない傑作だと思います。作中に何度も登場する「まひるのつき」それが何かを意味しているのか…一頁めくる毎に不思議な雰囲気と感動がそこには待っています。お勧めの一冊です。

しっかりした梱包で本日無事に到着しました。

恩田さんの作品は好きでたくさん読んでいますが…これはちょっと…。設定に無理がありすぎて。インパクトのある場所を舞台にしているので、舞台が主役なのか人間が主役なのかわかんなくなります。登場人物にもリアリティがないですね。ほかの作品のできと比べたら星３つくらいでしょうか。

恩田ｻﾝの作品ゎ殆ど読んでて好きなのﾃﾞｽが･･･ｺﾁﾗゎ何故か「ぅ～ん･･･」って感じで何とも言ぃ様が無ぃ。風景描写etc.ゎとても美しく表現されてるし(行ったｺﾄのぁるﾄｺﾛばかりだから素直に)流石だなぁ～って感じﾃﾞｽが、個人的にこのﾗｽﾄゎかなり微妙。途中ﾏﾃﾞゎ面白ぃし引き込まれるのだけれど･･･読み終ぇた後に、珍しく殆ど感慨に浸れなぃ作品に思ぇました。とても楽しみにしてぃたﾀﾞｹに残念ﾃﾞｽ。