本を買うのは文庫と決めています。だって欲しい本を単行本で買うと場所は取るし、値段だって3倍はするよね。
村上春樹の小説は大好きで、翻訳を除く著者の全ての小説とエッセイを持っています。文庫だと持ち歩けるのが何より。何度も読み直してボロボロにしちゃうので、数回買いなおすこともあります。
村上春樹の小説は、読み直すごとに違う角度で響くものや発見があって、深みが有って面白いです。私は読み解き本や書評等を読まない主義なので、ここでもあえて内容に関する細かな言及は控えたいと思います。
私の読んだ感じでは、海辺のカフカと春樹の初期作品をあわせたような感じかと。文体や構成は初期作品、雰囲気は最近の作品っていうふうに感じました。
最近の春樹の作品は人生の集大成を意識しているのかな~?と個人的に感じます。