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    2007/01/30
    ホーライ楽天さん
    男性
    40代
    僕が「ファシリテーター」という言葉を初めてビジネスの現場で耳にしたのが、5,6年前だ。 ちょうど、その頃、僕の勤務していた会社はリエンジニアリングの真っ最中で、さらに、そのままM&Aに走ったという外資系企業にいた。 いくつかのプロジェクトチームに配属された僕は「ファシリテーター」役をよくやらされた。(「ファシリテーター」の意味もよく分からずに。) 本書『問題解決ファシリテーター「ファシリテーション能力」養成講座』は、まさにその頃の自分に読んで欲しい一冊だ。 実に明快に、かつ、具体的に本書では、「組織のパワーを引き出し、優れた問題解決に導くためにはどうすればよいか」をテーマに、ファシリテーションという新しい概念を紹介していく。 そう、まさにそうなのだ。 チーム、組織の潜在パワーを顕在化するのが「ファシリテーター」の役割なのだ。 また、本書が初心者にも分かりやすいように次の工夫もなされている。 ・文章が横組みである。 ・解説の文章と、見開きにほぼ一つある図表が互いに補完し合っている。 ・用語の定義がきちんとされているため、私のような初心の者にも分かりやすい。 ・エクササイズとその解決策という形で解説がされている。 ・こうした場面ではこうする、という対応策が、順序立てて解説されている。 ・発言者、相手をしっかりと受け入れるという姿勢が強調されている。 ・問題解決の主体が組織であるという立場をとっている。 ファシリテーションは、問題解決方法の1つで、「協働・創造」の解決スタイルだ。 組織間の問題など「妥協・調整」、「説得・譲歩」といった解決が行われがちな問題に対して、ファシリテーターが自律的な問題解決を促していくことで、より良い解決方法を導き出すことが可能となる。 本書『問題解決ファシリテーター「ファシリテーション能力」養成講座』では、いろいろな例文を載せながら、ファシリテーションを行うためのノウハウを説明しているので、実に分かりやすく、すんなりと頭に入ってきて、即効性も高い。 経営者から、漠然とした課題を与えられ、課題抽出や課題解決の進め方に困っている方(そう、これが「組織横断プロジェクト」の一番の命題なのだ)、本書の中に解決のためのヒントがあるかもしれませんよ。一読してみてください。
    注文日:2007/01/01
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