夏目くんは相変わらず不器用で真っ直ぐで、読んでいると自分が忘れてしまっている何かを、思い出させてくれる気がします。
今回は同じ力を持った人と出会うわけですが、同じように苦しんできても、こうも捉え方が違うのだという事を思い知らされました。
たぶん自分が夏目くんと同じような力を持ってて、色々苦しんできたとしたら、どっちの考え方も間違いとは言い切れないんでしょうね、、、。
力を持っていなくても、夏目くんを理解してくれる人、夏目くんが心を開いて頼れる友人が、早く現れるといいなぁ。
(お寺に住む彼と、もっと親密になって欲しいな)
次の作品も楽しみです。
出ている分に追いつくのは、ゆっくり過ぎな購入ではあると思うけど、全巻揃えたいと久々に思える作品と出会えました。