高校生、中学生のスポーツマンの心理がわかるとともに、この本を読んでから、北京オリンピックの飛び込みに興味を持ちました。送料無料で注文してすぐに到着し、こんなに早く本が購入できるとは思いませんでした。

女房に頼まれ購入、子供と廻し読みしている様

まず、ダイビングというあまり見る機会のないマイナーな競技スポーツの面白さを知ることが出来る点でも読む価値はありですね。 スポ根マンガを活字に置き換えたような、ちょっと出来すぎのストーリー展開ではあるけれども、まあでも、面白いからいっか！と許せてしまうのは、やっぱり物語の作り方が上手いんでしょうねー。 小説はキャラで読む人にはうってつけです。 オリンピック出場権をかけて競い合う知季、飛沫、要一、３人のまったく違う個性の対比がこの作品の重要なテイストですし、彼らを取り巻くコーチや家族、恋人、仲間たちにもスポットが当てられ、ちょっと彼らの生き様みたなものまで感じられます。 ただ、現実のスポーツはもっとどうしようもない奴らの方が多いし、もっとドロドロしてるのに、やっぱ小説はキレイ事かなーということで星１つ減。

「アーモンド入りチョコレートのワルツ」「つきのふね」に続いて読んでみましたが、前の2作を完全に上回る面白さ。一気に読ませる筆力は素晴らしいの一言。上巻は知季の主観で語られた第1部、飛沫の第2部が収録されている。少年の苦悩と葛藤、成長がよく描かれている。児童文学とはいえ大人でも楽しめる内容だ。

上巻、下巻とも購入しました。続きが読みたくて。

ああ、青春♪ 熱い想いを抱いてオリンピックを目指す！！おばさんも熱くなりました！

いつ図書館に行っても貸し出し中なのかがよく分かりました。 読み始めたら止まらなくなります。 登場する男の子達の造詣が素晴らしかったです。 ちょうど直木賞も受賞されて、今一番乗っている作家さんではないでしょうか。