私は、『ＮＨＫにようこそ！』から滝本ファンになった半引きこもりです。 この本は、最初図書館で借りて読みました。とても面白く読めました。 脳内彼女というコンセプトにたまらなく共感しました。 文庫になって発売されていると知り、永久保存版として購入したのですが、 文庫版あとがきに、結婚したとの報告が！ 「それじゃ引きこもり作家じゃなくなっちゃうじゃん！」と軽く失望したので、★－１です。

堕落もの。意外と面白かった。 いわゆるオタクと呼ばれる人が、自堕落な生活を書いている、まあ私小説みたいなもの。どう読んでも小説だと思えるんだけど、本人は再三「エッセイ」って書いてたから、エッセイなんだろう。 多分、坂口安吾っぽいんだと思う。坂口安吾読んだこと無いからわかんないんだけど。つーか、本当は読んだことあるんだけど。 オタクだから、気持ち悪いことがいっぱい書いてある。で、中に本人と思われる写真が載せられてるんだけど、本当に気持ち悪かった。 最後に、おまけがついていて、それが面白くなかった。まさに蛇足っつー感じ。