新聞の広告と表紙の絵、昔読んだ永井路子さんの「歴史をさわがせた女たち」で知っていた則天武后に惹かれて買い求めました。 中国人がフランス語で書いたものを日本語訳となかなかややこしいですが、読み始めた感想は 「五言絶句」「律詩」など漢文の格調高い詩を読んでいるみたい。 作者の紹介を読んだらこの方詩人でありました。 でも、訳者の方の力量もなかなかなものだと思います。飽きさせず最後まで一気に読ませていただきました。

久しぶりに歴史物を読もうと探していて、この本に出会い、作者の経歴と購入者レビューを読み購入しました。 確かに文章には詩人らしい優美さがありますし、面白い視点で書かれているなと感じました。 時々、言葉を尽くしての表現の羅列に疲れてしまうことがありましたが、 女性作家ならではの細やかな描写も多く、興味を失うことなく読み進むことができました。 購入して良かったなと思っています。

生まれる前から則天武后目線で書かれていてとても面白かったです。 どこまでが創作でどこまでが史実なのか興味がわいたので 勉強してみようと思います。

おもしろい！私ももっと賢くなってたくましく艶やかな女性になろうと元気になる。でも自分あと20歳若かったら良かったのに・・・と言っててもしょうがないので、今から目指してスーパーばあちゃんになるかも。

掛け値なしに面白い。原百代先生の大作「武則天」を除いては則天武后ものは不作続きでしたが、驚きました。しかも作者が若い。末恐ろしい。