献立日記を題材にしたテレビ番組をやっているのを見て沢村貞子さんに興味がわき読んでみました。読みやすく面白いエッセイです。食、家事、きもの、仕事場でのやりとりなど様々なエッセイが収録されています。短いので手にとって好きなとこをちょっとだけ読むということができます。ただ初見でつまみ読みしていたらどれを読んでどれは読んでいないか分からなくなり、最初からまた順に読むことになりました。 一篇、学生時代の受験勉強で読んだことのあるエッセイがありアッと記憶がよみがえりました。著者も知らなかったのでまた出会えて良かったです。 大人になったので暮らしまわりについて書いてあることを自分に引き寄せて考えられてとても面白く読めます。パリッと働いて暮らしたいなぁと憧れます。

明治女の気質、昭和の家のくらしが垣間見られて楽しめます。丁寧に暮らす方法が沢山詰まっています。最近家事のやる気が起きなかったのですが、沢村さんの家事に対する姿勢を知り、楽しく家事をするヒントが得られた気がします。少し昔の暮らし方である部分が多く、実用手的ではありませんが、背筋がしゃんと伸びる本です。

もうずっと以前に母が購入して実家の本棚にあったのを覚えていました。子供でしたので興味を持つこともなく、そのままでしたが、いまの歳になって丁寧に暮らすということの大切さを感じるようになり、急に読みたくなって探しました。やはり年輩の方のお話は聞くべきなのですね。こういった本で読むとなんの抵抗もなく素直にお話を聞いてるような気になります。勉強になりました。

一言で言うと素敵な一冊でした。 お母さんの躾・江戸っ子の言葉使いなど昔の母親の素晴らしさが溢れていました。 今の親は子供に何もさせませんが、小さい頃からの躾の大切さを感じました。 漬物・お惣菜の作り方などが書かれていました。自分の母親を思い出した一冊でした。

ＦＭを聴いていて、お勧めの本ということで一部紹介されていました。 明治生まれの女性である著者が、仕事と家庭を切り盛りしながら どちらも手を抜くことなく、丁寧に暮らしているエピソードが たくさんちりばめられていました。 まだ未婚ですが、将来家庭を持ったら、参考にしてみたいと 思いました。

楽しく読まさせていただきました。また新しいのが出たら購入したいです。

沢村さんのエッセイは好きで何冊か持っています。洒脱が効いていて 日常生活に役立つ事も書いてあり何回も読み直したりしています。お気に入りは、この本のマケソウの項傑作です

なかなか見つからなかった本なので、やったねでした。

リアルタイムではテレビドラマとか見てないのですが津川雅彦のおばさんということだけはなんとなく知ってました。端正なとても読みやすい文章で気持ちよく読めました。明治生まれの若い女性と結婚したいという言葉をどこかで読んだ覚えがありますが、日々の暮らしを大切にしながら生きる姿が本当に美しいと思います。長塚京三の解説が秀逸。