暴露本と言っても良いでしょう。聖飢魔IIの歴史を、裏側を、マニアックな視線から捉えています。コアな信者にはタマラナイ一冊です。解散前や解散時にに発布されたどの読み物教典よりも読みごたえがありました。信者にはお馴染みの、ほぼ専属カメラマンだった方の著書という時点で、間違いないと思いました。実際、文書内での悪魔用語の使い方、注釈、解説、全てにおいて、パーフェクトです。構成員の皆様のコメント等もリアリティというか、本当に、「こんなこと言っちゃっていいの!?」という驚きの発言てんこもりで、この著者でなければ見せて頂けなかった一面が覗けます。
実に忠実で、これぞ“聖飢魔II”に相応しい、やはり売り切れ必須の一冊だと思いました。(第一版で買えずに、二版を入荷待ちして買いました)