投資、商品の値段の決定、交渉等に使えるノウハウが満載。 人間には避けがたい心理メカニズムがあることを解説。合理的に判断することが、いかに難しいかを理解できる。 例えば、「あなたは1000円を渡され、見知らぬ誰かと分けるように言われた。自分の分として全額手元に置いてもいいし、一部を自分で取り、残りを相手に渡してもよい。ただし相手には拒否権があり、相手がその額を受領したらあなたの提案どおりに分配されるが、相手がそれを拒否したら2人とも一銭とももらえないとする。あなたなら相手にいくら渡すと提案するだろうか？」 という問題に合理的な金額を答えを言える人は稀であろう。陥りやすい心理メカニズムを、事前に知って、合理的な判断をできるようにするには、ビジネスだけでなく日常生活でも役に立つであろう。そのためには、この書籍「行動経済学」は有用である。

真剣に読むと難しい言い回しが多くて、なかなか理解しづらい点もありましたが、一歩引いて現実的な場面を思い浮かべると、なるほど…、と思うところもあって。 まだ読み始めたばかりなので、このあとも何度か、読み返してみます。

大学内の書店が夏休みは注文を受けないなどと，ふざけたことを言い出したので，今後は楽天とアマゾンで購入していくことを決心。これはその第１弾。 内容とは全く関係の無いレビューですみません。実務経験も長く，行動ファイナンスの専門書をすでにたくさん読んでいる私が本書を購入する目的は，市場を知らない素人に語りかける方法論の参考になることを期待しているだけです。

休み中の課題図書として購入しました。しっかり読んで勉強してください。

仕事に役立つと思い、興味をひかれて購入しました。ある程度のことは知っていましたが、本書は内容がよく整理されており入門編にはちょうど良いと思いました。

あまり聞きなれないが、私たちの生活には密接な学問ではないかと思いました。

日常の「経済学」を学ぶのに、非常によい本ですね。

経済は感情で動いている。 をわかりやすく書いてくれている本！

読み応えのある内容でした、これを読んで実践に生かす！というのはなかなか難しいけれども、同じ内容でも言葉の使い方で印象が全然違うというの実例で示していたのには納得、この点は心がければ今後に活かせるかも。

行動経済学では、感情、直感、記憶など、心のはたらきを重視し、現実により即した経済学を考えます。 「人はなぜ非合理的とみられる行動をとるのか」を合理的かつ科学的に解明していきます。面白いです。

人は公式通りに動かない。 分かっているのに、分かってなかった疑問が少し解消されました。

若干難しい表現があり読みにくい部分もありましたが、新たな視点で経済を見ることが出来て勉強になりました。

経済は必ずしも合理性で成り立っていないことがわかります。人は感情で時として行動してしまう。

「伊藤洋一のRound Up World Now !」の気になる作品で紹介されていたので、迷わず注文しました。内容的にも面白そうでした。 「経済は心で動いている」当たり前といえば当たり前ですが、今までの経済学はその前提が違ったらしいです。

サブタイトル”経済は「感情」で動いている”というのが納得できる内容です。純粋に学問が楽しいと感じられる本でした。ゆっくりじっくり読む本としてお奨めです。

アノマリー関連の本で、市場と感情の経済学がなかなか手に入らなくて困っていましたが、ほぼ同水準のこの本が発行されてラッキーです。

読みたかった本なので早く届いて満足です。

中々面白い内容です。今までの経済理論から人間の行動心理などを含めた経済学。これから色々の分野と結びついて新しい経済理論が展開されて行く事に興味を懐きました。

参考になるところがあってためになりました。

今までの経済学は、何人も合理的な考えのもと行動する、 という前提で理論が展開されてたそうな。 そして今は人間の感情の動きなんかも考慮しなければ、 ということで注目され始めたのが行動経済学、だそうな。 面白いな、と思ったのは、1,000円を分ける最終提案ゲーム。 『1,000円を自分と見知らぬ人に分けるんだけど、 相手には拒否権があって、自分の提案どおりに分けられるか または２人とも一銭ももらえない場合、相手にいくら渡すか』 さて、いくら渡します？答えは本書で。

経済は感情で動くという、ノーベル経済学賞を受賞した経済学について書かれた本だが、私には難しく理解ができなかった。 市場が個々の人の感情によって、動くことがあるのがわかっただけでも価値がある本であった。 もう少し経済の勉強をしてから読み直してみたい。