姿勢や筆の持ち方に始まって、かなとは何か、どういう歴史があり、どういう字体があるかが詳しく解説されています。古筆鑑賞や臨書・倣書のポイントに関する記述もあり、作品例も多く、かな書道に関する知識をざっくりとつかめます。
自分は全くの初心者なので、これだけでは正直「書ける!」ようにはなりませんでした(^^ゞ きちんとしたかなを書けるようになるには、やはり通信教育なり教室なりで稽古を重ねることが必要でしょう。教養としてかな書道を知っておきたい方の入門書に、また、既に稽古を始めている方の参考書・副教材に適した本だと思います。