映画館で観てから毎年、桜の季節になると必ずレンタルしていました。淡々としたストーリー展開の中に、印象深いシーンがたくさんあります。出演者それぞれが丁寧に描かれていて、脇役の方に感情移入しながら観ても十分楽しめます。主演としてはまだまだ初々しくて頼りない部分もある田中麗奈を実力ある共演者たちがしっかりと支えていて、見ごたえのある１本に仕上がっていると思います。今後も毎年、春になると必ず見るでしょう。

手紙って切ないですね。Eメールが主流となった今、20年後にこんなストーリーは作れないのでしょうね。 ストーリーの展開はうるさくなく、キャラクターも主人公だけでなくそれぞれの微妙な気持ちの変化が表現されて、とても好きな映画です。音楽もこの作品を引き立ててます（エンドロールで久石譲さんだと知りました）。 聡夏の元気さとても良いです。ただ、中流っぽい会田家なのに、銀座でスーツ買ってあげちゃう17歳ってのはどうなのかな・・・