ラヴェルはオーケストラの魔術師と言われたほど管弦楽技法に秀でていましたし、ピアノの作曲技法も巧い作曲家でした。当盤はその両方の作品を一流の演奏家(フランスの演奏家は居ませんが快演)で満喫できます。パノラマ・シリーズは、グラモフォンが誇る名盤からチョイスしており、コストパフォーマンスも良いアルバムになります。また、現在入手困難な曲も収録されていることもありますので要チェックなシリーズです。
※ボレロ:1966年3月にベルリンのイエス・キリスト教会でカラヤン指揮ベルリン・フィルのアナログ・ステレオ録音、
ラ・ヴァルス:1993年3月にベルリンのイエス・キリスト教会でブーレーズ指揮ベルリン・フィルのデジタル録音、
ピアノ協奏曲:1984年2月にロンドンのセント・ジョンズ・スクエア(教会)でアルゲリッチ(ピアノ)とアバド指揮ロンドン響のデジタル録音、
スペイン狂詩曲:1974年3月にボストンのシンフォニー・ホールで小澤征爾指揮ボストン響のアナログ・ステレオ録音、
水の戯れ:1960年7月にハノーファーのベートーヴェン・ザールでアルゲリッチ(ピアノ)のアナログ・ステレオ録音、
パヴァーヌ:1974年10月にボストンのシンフォニー・ホールで小澤征爾指揮ボストン響のアナログ・ステレオ録音、
ダフクロ:1970年2月にボストンのシンフォニー・ホールでアバド指揮ボストン響のアナログ・ステレオ録音、
ガスパール:1974年11月にベルリンのスタジオ・ランクウィッツでアルゲリッチ(ピアノ)のアナログ・ステレオ録音、
ピアノ三重奏:1966年にボザール・トリオのアナログ・ステレオ録音※他データ不明、
ツィガーヌ:1987年11月にロンドンのオール・セインツ教会でアッカルド(ヴァイオリン)とアバド指揮ロンドン響のデジタル録音、
ジュエルCDケース12ミリ厚、ブックレットP8。