封印作品のタブーに迫る第2弾。 前作は実写作品が多かったが、今回はアニメが中心。 項目を見て、こんな有名な作品が封印されているなんて！と思わせる。 今回は前作以上に封印の原因を突き止めるのが難しかったようで、結果としては前作を超えてないかも。 ただ、封印の経過を追う様子には著者の意気込みがスゴイことは伝わってくる。 タブーにメスを入れる著者にはエールを送りたい。 第3弾も期待しているのですが…どうなるんでしょう。

一気に読んでしまった。「ジャン黒」は案外期待出来るんではないかなと思った。それに反して「オバQ」は（テレ朝チャンネルで80年代のアニメは見られるし）案外軽く考えていたのに、今まで全く闇だった核心部分が何となく分かっちゃって、ますます希望が遠のいた感じ(-_-;)。確かに真相が分かったからといってどうにもできるもんでなく、関係者に辛い思いをさせるだけの本かも知れない。でも、その痛みも分かちあいたいと思うのがファンなのだ。

「狂鬼人間」や「ノストラダムスの大予言」「遊星より愛をこめて」などが何故、封印されたのかを追った前作の続編。今回は、「オバケのＱ太郎」や「ジャングルくろべえ」などを扱っているが、一番ショックだったのが、「キャンディーキャンディー」の封印について。なんと、あと５０年経たないと、アニメ＆マンガの「キャンディーキャンディー」は観ることが出来ないのだという。私はもう、「キャンディー」を観ないで、死ななければならないのか？！詳しくは本を買って読んでください。鬱になります。

前作が、女の私には縁のないヒーローものが中心だったのに対し（それでも興味深く読めました）、こっちは「キャンディ・キャンディ」「オバケのＱ太郎」など身近な作品が封印されるに至る理由が細かく描かれていて、より引き込まれて読めました。 「封印」というテーマのため、読んだ後は少し悲しくなりますが、名作の封印というタブーを扱っている本は貴重。オススメです。

ひとつひとつの封印作品についてかなり掘り下げて執筆されているので、読み応えありです。続々編を期待します。

おばけのＱ太郎が再放送できない状況にあるとは、全く知りませんでした。キャンディキャンディの話も、意外で、何とか早く良い結果が出ると良いと思います。まだまだ続編が有るのでしょうか？

意外な作品が封印されていることを知りました。 いい作品はずっと読み続けられて欲しいです。

第一弾がとても興味深く面白かったので、 第二弾も注文してみました。楽しみです♪

パート1では社会情勢等、主に外部要因で封印された作品を取り上げておりましたが、今回は作者間の軋轢で出版が困難になっている作品を中心に丁寧な調査がされております。関係者の話を丹念に掬う筆者の取材姿勢には好感がもてます。

どうして「ドラえもん」はテレビでやっているのに「オバQ」はやらないのだろう？ということが、これを読むとわかるらしい。

再放送の時にその話だけ飛ばされて放送無しだったり、作品そのものが無かったことになっていたり・・・この本はそういった封印作品の謎に迫ります。目から鱗ものですよ。

面白い内容ですが、自分には読みづらい文章の書き方だったかな。へー、こんな理由があったんだっていう内容です。