長年ニナリッチのオートクチュールサロンの支配人を務めた著者により1960年代に出版されたファッションの指南書である「エレガンス」が近年再編されたもののようです。
ワードローブ選びから振る舞いにいたるまで指南は多岐にわたります。
訳の問題かも?しれませんが「~でなくてはいけない」「~してはいけない」という表現が多く、読んでいて少し窮屈な印象を受けました。
やはり再編とはいえ原本が古いので内容もかなりコンサバティブ。
現在ファッションはもっと多様性に富んでいますし日本とヨーロッパの生活文化の違いもあるので全部鵜呑みに・・・とはいきませんが多少なりとも参考になる部分はあるかもしれません。