小松左京さんの1973年（僕と同い年...）の作品です。現在とは桁違いに公開されている情報が少なかったと思われる33年前にこのようなSFが書かれていることにまず驚きました。この上巻では、論理的ではあるが、決定的な証拠もないまま「日本沈没」に向けて対策を講じていくそれぞれの立場の人々の活躍がうまく描かれています。

昔読んだ日本沈没のその後に興味があり一気に読んでしまいました。

この著者はかなりの見識の持ち主だけに、ちょっとこわくなる作品。ちゃらけた小説と違い、結構真剣に読まされるので疲れる。

専門用語が多く、読みにくい面はあるがとても考えさせられる内容です。

映画を見る前に読みたくて。おもしろかったです。

少々話しが古いのでピンと来ない箇所もありましたが、話の内容自体はとても空想空間でのお話しとは思えず、さすがは名作と思いました。 一読して損は無い１冊です。

映画化を機に古いかなって危惧しながら買ってみたのですが、全然問題無かったです。 「首都消失」を読んだ事が有りましたので、そんな感じかと思ってたのですが、こちらのほうが断然面白かったです。

劇場版を見る前に原作を読んでおくといろいろな知識が入ってのめりこみます。 逆に映画を見てからこの本を読むと映画では気づかなかった点や細かい点などがわかって面白いですよ。

何十年振り？ 京都が大文字の日に震災。 木屋町壊滅。 私は生きてませんね？ 映画も盛況だそうで！ 下巻は売り切れで書店購入。

1960年台の作品には思えません。おすすめです。

表現や背景は古いですが、映画の公開が楽しみです。

地震に関する専門的な話が多く難解でストーリーを理解するのに苦労します。解らなくとも読み流して行くのが全体のストーリー理解に役立ちます。